子どもの服装って難しいですよね。
切り替えどきも分かりにくいし、着せる枚数も分かりにくい。
健診や予防接種となると、更に迷います。
私は2人の子供を健診や予防接種に連れて行って、服装の失敗を繰り返しました。
そこから導きだしたこれがベストだなと思う0歳の赤ちゃんの服装をまとめました。
これから健診や予防接種に行かれる方の参考にしてください。
1ヶ月健診:初めての健診
- 春・秋…短肌着(コンビ肌着)+カバーオール
- 夏…コンビ肌着1枚
- 冬…短肌着+コンビ肌着+カバーオール
1ヶ月健診は出産した病院で行う事がほとんどです。
裸になって体重や胸囲、頭位を測り順調に大きくなっているのか確認します。
私の子供が健診をうけた病院では
- 看護師さんのいる診察室で服脱がせて身体測定
- 一旦軽く服着せて廊下で待つ
- 診察に呼ばれたら再度脱がせて医師の問診をうける
- 服着せて今後の話をされて終了
の順で行ったので2回も服の脱着がありました。
それぞれ別の診察室内のベッドの上で1人ずつ行いました。
肌着と服を一気に脱いだり着たり出来ると診察室内でモタつきません。
春、秋、冬は肌着とカバーオールを重ねたまま一緒に脱ぎ着するとスムーズに身体測定や診察に入れます。
夏は1枚だけ着せるなら コンビ肌着 1枚がおすすめ。
カバーオール1枚よりも柔らかく肌触りが良いのでデリケートな新生児のお肌に優しいからです。
夏以外の季節の屋外は、おくるみや抱っこ紐カバー、ベビーカーカバーを使って調節します。
3〜4ヶ月健診:集団健診
- 春・秋…半袖前開きロンパース+カバーオール
- 夏…半袖前開きロンパース1枚orカバーオール1枚
- 冬…長袖前開きロンパース+カバーオール
小金井市は保健センターでの集団健診でした。
- 服を脱いで身体測定
- 裸のまま待機
- 医師の診察
の順で行いました。
医師の診察は首すわりの確認や股関節の動き、寝かせた状態で鳴らした鈴を動かして目で追うか、確認されました。
服の脱着は計測の部屋の中にあるベビーベッドの上で行います。
2〜3人でベッド1台を使い、脱ぎ終わった人から計測。
終わるとまたベビーベッドでおむつのまま医師の診察を待ちます。
脱着でモタつくと計測の順番が遅くなり、待ち時間が長くなってしまいます。
待ち時間長いとお腹が空いたり、不快になったり、眠くなったりでぐずらないか、ドキドキして神経が疲れてしまうし、早く終わらせるに限ります。
一気に脱げた方がモタつかないので、 半袖肌着+カバーオールがベストです。
「半袖」としているのは、袖があった方が袖同士が摩擦になり肌着とカバーオールがヨレたりズレたりしにくいから。
あくまで全部一緒に脱ぎ着したいんです!
室温は赤ちゃんに合わせて調節してあるはずですが、寒い季節に羽織らせて待ちたい場合はおくるみが便利でした。
私は60サイズから前開きロンパースにしたので表記をロンパースにしていますが短肌着やコンビ短肌着でも一気に脱げます。
6〜7ヶ月健診:個別健診
- 春・秋…半袖前開きロンパース+カバーオール
- 夏…カバーオール1枚
- 冬…長袖前開きロンパース+カバーオール
小金井市は自分で予約した病院でうける個別健診で、病院ごとに曜日や時間帯が決まっています。
私は出産した病院で受けました。
その時の流れは
- 看護師さんのいる診察室で服脱がせて身体測定
- 一旦軽く服着せて廊下で待つ
- 診察に呼ばれたら再度脱がせて医師の問診をうける
- 服着せて今後の話をされて終了
の順で行いました。
1ヶ月健診と同じで2回も服の脱着がありました。
健診ではハンカチテストというのをやった後、短い間座れるか確認されました。
この時期になると首が座って服のサイズは70になり、被りロンパース+セパレートの服を着せる人も出てきます。
私はセパレート派で、70からはセパレートも買って着せる様になっりました。
子どものセパレート服ってちっちゃくてデザインも可愛いんですよね。
でも、慣れていないと頭から被せる服は脱着に時間がかかりますし、被って着る服だと一旦「軽く」着せておくことも難しい
カバーオールなら袖を通しただけの「軽く」着せた格好で待てるし、すぐにまたおむつ1枚になれます。
ここは可愛い格好をさせたい気持ちをグッと我慢して、前開きロンパース(短肌着もしくはコンビ肌着でも)+カバーオールにしするのが無難です。
9〜10ヶ月健診:個別健診
- 春・秋…被りロンパース+Tシャツ+ズボン
- 夏…1枚で着られるロンパース+ハーフパンツ
- 冬…長袖被りロンパース+トレーナー+ズボン
服が80になりほとんどの子がカバーオールは卒業してセパレートの服を着せています。
セパレートの服で脱着がしやすい服を着せていきます
上半身一気にガッと脱がせられるので、被りロンパースにTシャツやトレーナーが1番脱着しやすいです。
夏はTシャツの様なデザインのロンパースとハーフパンツがシンプルで脱着しやすかったです。
可愛い格好させたくて普段あまり着ないオシャレな洋服を着せて行くと、動き回って着せるのが大変だったりするので、着せなれた服でいきましょう!
BCG:集団接種
最も服装に気をつけていきたい予防接種です。
ポイントは左腕だけを出しやすい格好で行くこと!
BCGの特徴は、注射液が乾くまで10分程度腕を出しっ放しにしておかなければならないこと。
この薬液を塗る場所がとても微妙で、半袖だと薬液が付いてしまいます。
薬液が洋服に付かないように、接種する左腕は完全に出さないといけないのです。
BCGの摂取時期は幅があるので2つに分けます。
5〜6ヶ月で接種
- 春・秋…前びらきロンパース+カバーオール
- 夏…カバーオール1枚
- 冬…長袖前開きロンパース+カバーオール
予防接種のスケジューリングによりますが、早いと5ヶ月になってすぐくらいに摂取になると思います。
3〜4ヶ月健診と同じで着せ慣れた前開きロンパースとカバーオールで接種に行くのが良いです。
前開きの服なら途中までボタンを外して左腕を出すだけで済みます!
その他予防接種:個別接種
予防接種の時の服装のポイントは
- 聴診器をあてるため、胸元が開けられる肌着にする
- 長袖は脱がないといけないので、上半身裸を避けたいなら肌着は長袖を着ない
になります。
月齢と季節に合う服の下に半袖の前開きの肌着で行き、服だけ脱いで肌着で待つスタイルがスムーズです。
冬は特に上半身裸にするのが可哀想なので、肌着は着たまま予防接種を受けさせてあげたいですね。
BCGで大失敗した
私は60〜70サイズからセパレート服を時々着せていて、長男の時はBCGにもトレーナーとズボンを着せていきました。
中には長袖のロンパース。
兎に角混雑していて、流れ作業で服を脱がせるスペースもない状態。
問診票を提出したあと、トレーナーの肩のボタンをモタモタ外していたら保健師さんに腕を完全に出すために首のところから左腕を出されて遠山の金さんスタイルにさせられてしまいました!
しかも乾くまでそのまま、とか知らなかったし!
大変なのはこの後で、変なところから出した腕は肩や肘が引っかかってしまい引っ込めるのが大変で、きちんと洋服を着せるまでだいぶ時間がかかってしまいました。
時は流れて次男の時はというと、また半袖の被りロンパースに長袖のトレーナーを着せて行き、会場で色々思い出しました。
反省が全く活かされていない…
ただ、時間前に早く行ったのが良かった。
予防接種の順番が1番目だったため時間的に少し余裕があったのと、2人目の子どもで脱着に慣れていたのもあって素早くトレーナーから左腕だけ服から抜く事に成功し、遠山の金さんスタイルは免れました。
危なかった…
でも中の肌着が半袖だったため、乾燥させている間、次男が動いて予防接種の薬液に服が付かない様にするのに苦労しました。
まとめ
健診は赤ちゃんの服装について何も考えずに行くと、着せるのが大変だったり、赤ちゃんが寒い思いをしたりします。
特にBCGが最も服装が重要。
2人目なのにBCGの予防接種に何も考えずに行った私は明らかに考えが足りなかったと大反省しました。
この記事を読んだあなたは苦労せず、モタつかず、着せるのが簡単な服を着せて行ってください。