小金井市には東京都で2番目の広さを誇る小金井公園があります。
武蔵小金井駅、東小金井駅、花小金井駅の3駅からアクセス可能で平日は保育園の子どもたちが駆け回り、週末は多くの親子が遊びに来ます。
小金井公園で特に人気なのは「わんぱく広場」の複合遊具で未就学児~小学生まで泥だらけになって遊んでいてみんな本当に楽しそうです。
実はこの「わんぱく広場」以外にも小金井公園には公式ホームページ上に記載されていない「桜の園なかよし広場」といいう遊具のある広場があるのをご存知ですか?
この広場を知ってからは「わんぱく広場」ではなく「桜の園なかよし広場」をよく利用するようになりました。
あまり知られていない広場なのですが、2歳前後の子を持つパパママ、特に0歳児もいるけど上の子を遊具で遊ばせたいパパママに最適な広場ですので紹介したいと思います。
公式ホームページ上の地図に載っていない「桜の園なかよし広場」
公園内やホームページ上に載っていない遊具のある広場があることに気づいたのは江戸東京たてもの園に行った帰りの事です。
いつもと違う道を通って公園を出ようと江戸東京たてもの園に沿って西に向かって歩いていて、江戸東京たてもの園の敷地のすぐ横に「桜の園なかよし広場」を発見しました。
上記の地図上で灰色に塗られた東京たてもの園の敷地の南西の一角にある、直角三角形の様な形をしている緑色のスペースの部分になります。
「桜の園なかよし広場」の敷地は「わんぱく広場」に比べると狭いものの、遊具から推測されるここの対象年齢を考えると十分な広さです。
この「桜の園なかよし広場」にはブランコ、滑り台、砂場、スプリング遊具の4つがありました。
2歳児の腰の高さくらいの乗り降りがしやすい高さになっています。
座面は滑りにくいように凸凹があり、ブランコの下にはクッション材が埋め込まれていて、もしも落ちてしまってもダメージを最小限に抑えられるようになっています。
こちらは滑り台。
滑り台は3‐6歳用の低いものが1つで、168㎝の私の胸の高さほどで滑り台にあまり慣れていない子でも挑戦しやすい高さです。
3‐6歳用の滑り台ってなかなかないんですよね。
背が低いママだとちょっと難しいかもしれないけれど、もしも登ってみたけど怖くて滑り降りられなくなったらパパが抱き上げて下すことも可能です。
他に遊んでいる親子がいて写真を撮れなかったのですが砂場はこの写真の奥にあります。
あまり広くはなく2~3組の親子が遊ぶことができる広さで、普通の砂場です。
カメラを向けていたらちょうど遊びに来た3歳くらいの子が上って遊びだしました。
自分一人で登ってゆらゆら揺らしてとても楽しそうでした。
遊具はこの4つだけの小さな広場です。
写真は数日間にわたっていますが、どれも週末の午前中です。
ご覧のとおりほとんど人がいません。
遊具の間もたっぷりと間隔をとってあって興奮して子どもが急に走り出しても、人や遊具にぶつかることはまずありません。
空いていてどの遊具でも好きなように遊べるところが気に入り、天気の良い週末に時々出かけています。
近くにある誰でもトイレにおむつ交換台が設置されているのでおむつ替えも心配ないし、遊ばせやすい広場です。
なぜ、ここが公式ホームページにも公園内の地図にも載っていないのか本当に不思議です。
「桜の園なかよし広場」をおすすめしたいのはこんな人
遊具のなかでも滑り台の対象年齢が3‐6歳なので、この年齢の子どもが遊ぶ広場なのだと思いますが特におすすめしたいのはこんなパパママです。
3~6歳用の小さな滑り台で遊びたい2歳児がいる
小金井公園の滑り台は、滑り台に興味があるけどまだ大きな滑り台では遊べない2歳児に最適です。
実はこの3‐6歳用の滑り台は武蔵小金井駅近くの公園はどこにも設置されていません。
武蔵小金井駅の近くにある「むさこぷらっと公園」の複合遊具の滑り台が比較的遊ばせやすいですがそれでも3‐12歳用。
滑り台に慣れていないとちょっと高くて怖いようで、2歳の長男は手をつないであげないと怖くて滑り降りれない様です。
OKストア横の「本町ハナミズキ公園」の複合遊具も遊ばせやすいですが、滑り降りたところが砂場になっていて、滑ると必ず砂まみれになるのが気になります。
またどちらも複合遊具で年長~小学生くらいの子が活発に遊んでいるとぶつからないか、お友達を避けようとして遊具から落下したりしないか、とてもハラハラしてしまってなんだか落ち着かないんですよね。
「桜の園なかよし広場」の滑り台は複合遊具ではなく滑り台単独の遊具なので、そのような心配もなく、滑り台に興味を持ち始めの2歳前後の子どもにピッタリです。
車を持っていないけど大きな公園で遊ばせたい
ここの遊具で遊んでいる親子は自転車の方も多く、近所の人なのかなという印象をうけます。
では徒歩や自転車で行けるくらい近所に住んでいないと「桜の園なかよし広場」の遊具で遊べないのかというとそんなことはありません。
この場所は「小金井公園西口」のバス停から近いのです。
この「小金井公園西口」のバス停は週末になると簡易テントやボール、ベビーカーを持った親子がよく乗り降りしていて、私も天気の良い週末は子どもとバスに乗って遊びに行っています。
夫はいたりいなかったりで、この遊具で遊ばせる時はたいてい私一人。
バス停から近いのでパパママ一人でも気軽に遊びに行けます。
武蔵小金井駅からのバスは行先はいろいろあるけど、駅北口の②③番乗り場のバスならどれに乗っても「小金井公園西口」に着きます。
なので時刻を調べなくても来たバスに乗ればOKだし、次々来るので混んでいて子連れで乗れなそうな時は次のバスを待っても苦にならないです。
武蔵小金井駅から「小金井公園西口」までのバスの所要時間はたったの5分ほど。
「小金井公園西口」バス停からは徒歩7分程度なので、武蔵小金井駅から最短12分で「桜の園なかよし広場」に到着します。
意外と近くないですか?
車を持っていないパパママだって、バスにのって小金井公園へ子どもを連れて行くことが出来ます。
もちろん駐車場もあるので車で来ることもできます。
授乳室を利用したい
「桜の園なかよし広場」の隣の「江戸東京たてもの園」の女子トイレ入口に授乳室があります。
入場料は必要ありません。
写真は江戸東京たてもの園の正面です。
一見階段のみに見えますが、階段の右にスロープがあるのでベビーカーでも問題なく入れます。
トイレ、授乳室があるのは入口から入って正面右手。
案内が出ています。
こちらが実際の授乳室。
入口にカーテンがついていて中には長椅子が1つおいてあるだけの簡素な授乳室になっています。
スペースが狭くてベビーカーを押して中に入ることはできません。
ただ、子どもを乗せたまま授乳室の入口にベビーカーを止めてベビーカーの向こう側にカーテンを閉めると、ちょっと隙間ができてしまいました。
隙間の先は女子トイレ内にある誰でもトイレの壁なのであまり問題ではないと思いますが、どうしても気になるなら上の子は長椅子に座ってもらう他ないかなと思います。
うちの長男はおとなしく座っているタイプではないので、私は長男はベービーカーに乗せたまま授乳しています。
だれでもトイレにはもちろんおむつ交換台もあるので、授乳・おむつ替えが一気にできます。
下の子授乳中だとどうしても上の子を遊ばせられる場所が限られがちなので、授乳中の下の子いるけど上の子の体力削りたいっていうママさんにおすすめです。
お昼ご飯は公園で現地調達したい
子どもの体力を削るためなるべく長く公園で遊ばせたいですよね。
長く公園で遊ばせるとどうしてもお昼ご飯の問題が出てきます。
親子のお昼ご飯や飲み物は意外と嵩張るし重たいので現地調達した方がお出かけの荷物を減らすことが出来ます。
「桜の園なかよし広場」から少し離れたところに「グリーンテラスさくら」という売店があり、ここで子どもとお昼ご飯を食べることができます。
お蕎麦屋さんが併設されているのですが店内だけでなく売店前の屋外のテーブルでも食べることもできて、騒がしい子どもと一緒の時は助かります。
飲み物は売店のほか、売店の外にある自動販売機でも購入できます。
なるべく荷物は少なく身軽に行きたいパパママにおすすめです。
小金井公園「桜の園なかよし広場」へのアクセス
■武蔵小金井駅から
北口②③番乗り場から西武バスに乗車し「小金井公園西口」バス停で下車。
■花小金井駅から
小金井街道に出て「南花小金井」バス停より武蔵小金井駅行きバスに乗車。
「小金井公園西口」バス停で下車。
小金井公園の周りにはいくつかバス停がありますが、上記以外のバスでは「桜の園なかよし広場」から遠いバス停に停車するため、上記のバスを利用するのが良いです。
■車の場合
24時間停められる有料駐車場があります。
第一駐車場は横に広いのでなるべく奥に停めると歩く距離が少なくて済みます。
まとめ
「桜の園なかよし広場」は空いていて子どもを思いっきり遊ばせられてとても気に入っています。
特に武蔵小金井駅近くの公園には置いていない3‐6歳用の滑り台があるのはとてもいい。
小金井公園はとても広いのでここ以外にも地図に載っていない遊具のある広場があるのかもしれないですが、売店や授乳室の場所を考えるととても遊びやすい広場です。
「桜の園なかよし広場」はバス停からも近く、下の子が授乳中でも上の子は遊ばせて体力を削りたいパパママに最適なので天気の良い日にぜひ遊びに連れて行ってみてください。