うめむすび〜うめ子とむすこの備忘録〜

小金井市で年子を育てています。子育て中のパパママに向けた情報を発信しています。

離乳食初期におかゆを食べない時の対処法を紹介します


5〜6か月になると離乳食をスタートしますが中々食べてくれない子もいますよね

我が家は混合で育てた長男はミルク大好きで比較的スムーズにおかゆも食べましたが、完母で育てた次男はおかゆより母乳の方が良い様でした。


少しでも食べ欲しくてにんじんペーストに粉ミルクを混ぜてみたところ、めちゃくちゃ良く食べてくれたんです。


その後も10倍がゆにはこだわらず、美味しく食べられるちょっとした工夫でみるみる食べてくれるようになりました。


10倍がゆを食べてくれなくて悩んでいるママ、パパにおかゆを食べない時に有効な対処法を紹介したいと思います

赤ちゃんがおかゆを嫌がる理由

考えられる理由はいくつもあります。

赤ちゃんて結構グルメなんじゃ無いかと思ってしまいます。

母乳・ミルクが良い


赤ちゃんにしてみれば今までもらっていた美味しい母乳・ミルクではなく何でおかゆなんだ!という心境なのではないでしょうか。


特に完母の子は離乳食が進まないイメージがあります。

粒が嫌


おかゆの粒の食感を嫌がる場合があります。


なるべく滑らかにするために、すり潰したり裏ごししたり…でも限界はありますよね。

粘り気が嫌


おかゆって独特の粘り気がありますよね。
この粘り気を嫌がることがあります。


うちは長男も次男もこの水のりの様な粘り気を嫌がって食べませんでした。

味が無いのが嫌

10倍がゆってぶっちゃけ美味しくないと思いませんか?
お米の味ほとんどしませんし。


母乳やミルクには甘い味がついているのに、美味しくないものを食べるわけがありません。

温度が嫌


母乳はお母さんの体温を感じますし、ミルクは40度に調整します。

もし冷たいミルクや搾乳だったら飲んでくれません。


おかゆの温度が熱すぎたり冷たかったりして、母乳やミルクの時とかけ離れてしまったら違和感があるのではないでしょうか。


その他おかゆ以外の理由

スプーンが嫌、お腹が空いていない、お腹が空きすぎている、気分じゃない、時期が早いなどおかゆ以外の理由の時もあります。


先に母乳やミルクをあげたり、スプーンを変えてみたりしてみるのも有効です。


甘みのある野菜を試す

栄養士さんに相談したところ野菜からはじめてみてはどうかとアドバイスをもらいました。


今は必ず10倍がゆからはじめなければいけないわけではないないんですよね。


おかゆの粒が嫌、おかゆの粘り気が嫌、おかゆに味がないのが嫌な場合にこの方法は有効です


嫌がって食べないものを毎日続けるより別なものを試した方がママの精神衛生上もずっと良いですよ。

にんじん


火を通した人参は甘味があって美味しいですね。

大きめに切って茹でた人参をおろし金ですりおろします。


私は面倒くさいのでco-opの冷凍すりおろし人参を利用しました。

かぼちゃ


カボチャも甘味の強い野菜です。

皮を剥いて茹でたカボチャをすり潰して水分量を調整して滑らかにして与えます。


ぽってりし過ぎてしまった場合の水分の調節にはお湯の他、後述する野菜スープがおすすめです。


カボチャは硬くて切りにくく、面倒くさいのでco-opの冷凍かぼちゃのうらごしを利用しています。

co-opにはこの他にも初期用の裏ごししたりすり潰したりと中々手間がかかる冷凍の離乳食が数多くあります。

二人目は特に上の子の世話に追われて離乳食作りに手間と暇もかけられない事が多いので、裏ごし済みの商品はとても便利ですよ。


さつまいも&りんご

鍋に輪切りにして皮をむいたさつまいもを入れ、その上に小さく切ったりんごを乗せて、さつまいもがひたひたになるくらいの水で柔らかく茹でて潰します。

さつまいも単品で良いのでしょうが、長男がこの組み合わせが好きで良く夕飯のおかずに作るので、それをフォークで潰して与えました。


粘り気のないおかゆにする


セブン&アイ限定のこの粉のおかゆはお湯で戻しても水のりの様な粘り気はでず、マッシュポテトの様にぽってりした感じになります。

白米のみのおかゆは5ヶ月頃から、7種の野菜のおかゆ、3種の海藻と3種の野菜のおかゆは6ヶ月頃から使えます。


7ヶ月頃から食べられるものとして、たらときのこと3種野菜のおかゆもあります。

中でも断然7種の野菜のおかゆがおすすめです!


おかゆの粘り気が嫌な場合だけでなく、おかゆの粒が嫌な場合にもおかゆに味がないのが嫌な場合にも有効です


私は常に手元にあるようにストックしています。

おかゆに味をつける

味がないのが嫌な場合や母乳・ミルクの方が良い時の対策です。

離乳食の初期なら粉ミルクから試してみてください。

普段粉ミルク飲んでなくても有効で、次男は完母だけど粉ミルク混ぜたら食べました。

粉ミルクを混ぜる

おかゆや野菜に粉ミルクを混ぜます。

栄養補給を目的としてないので量は適当で大丈夫。
ミルクの風味がつくくらい入れます。

サカザキ菌の問題があるので70度以上のお湯で溶かしてから入れて下さいね。


もし水っぽくなりすぎたらとろみ剤で調節するのが良いです。

出汁を混ぜる


おかゆに一番出汁やかつお出汁、昆布出汁などを混ぜて風味豊かにします。

この素材力だしは夫が腎臓を悪くしてから使っている粉末の出汁です。

化学調味料も食塩も使っていないので赤ちゃんにも安心して使えておすすめです。


おかゆに粉のまま入れて、残りは折ってクリップで止めておき、味噌汁を作るときに利用しています。


味噌汁は毎日作るので次男には常に開けたての新しいものを使用できます。

赤ちゃん用の出汁を別に買って用意しておくのはなんだか面倒だけど、素材力だしなら家族全員が使えるのでこれ1つですみます。


写真のかつおだしの他にこんぶだしも離乳食初期にはおすすめです。



野菜スープを混ぜる

野菜スープとは、野菜数種類を茹でて出汁をとったものです。


私はくず野菜を利用して野菜スープを作っています。


なので何の野菜が使われた野菜スープになるかはその週のおかず次第。

出汁をとる野菜は何を混ぜても最終的に甘くて美味しい野菜スープになるのが不思議です。

くず野菜に抵抗があるなら、キャベツの葉数枚、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを良く洗って丸ごと使い、1時間くらい茹でて出汁をとるのが美味しいです。

市販品もあります。


野菜スープはおかゆだけではなく、野菜のペーストに混ぜて水分量を調節したり、コーンスープを作ったりとあらゆる料理に利用する事ができるので、常にストックすることをおすすめします。


私は冷凍して保存していて、おかゆや野菜が熱すぎる時に冷ます目的で使うこともあります。


量の調節がしやすい様に少量ずつ凍らせるのがポイントです。

くず野菜で作るスープの作り方と簡単なレシピはこちらで詳しく説明しています
www.umekoblog.tokyo



次男が離乳食を食べるきっかけになったのはミルク入りにんじんペースト!

はじめにco-opの冷凍8倍がゆをお湯でのばしたものをあげたところ全部出してしまいました。

数日試してみましたが嫌がるばかりだったのでco-opの冷凍8倍がゆは中止。

にんじんペーストと粘り気のない粉末のおかゆにしたところ少し食べてくれました。

かぼちゃやさつまいも&りんごも同じ感じ。

そこで次に粉末のおかゆとにんじんペーストそれぞれに粉ミルクを混ぜたものを用意しました。


これが美味しかったようで、粉ミルク入りのおかゆは食べませんでしたが、粉ミルク入りにんじんペーストは30mlほどの量を完食!
この日を境に野菜も粉のおかゆも食べる量が急増しました


次男の場合、粉ミルクを混ぜると沢山食べるのはにんじんのみで、粉末のおかゆに混ぜると嫌がり、野菜スープか素材力だしを入れると良く食べてくれました。

現在では冷凍8倍がゆはキューブ4つ以上食べるし、キューピーの瓶詰めの離乳食なら2個半くらいは食べるまでになりました。


まとめ

折角作ったおかゆを食べてくれないと凹みますよね。

10倍がゆにこだわらずにここに書いたものを試してみてください。


手作りじゃなく、私の様に冷凍食品やベビーフードを利用しても全然OKなんです。
美味しく食べてくれれば良いんですよ。

特に粉末のおかゆ、野菜スープ、素材力だしは強くおすすめします!