離乳食初期には野菜スープを使う人も多いと思いますが、市販の野菜スープを買わなくても自宅で美味しい野菜スープが作れます。
しかも、材料費0円で!
長男も次男も離乳食初期のおかゆに混ぜると喜んで食べてくれました。
もちろん大人が食べても美味しいです。
そんなタダで出来る美味しいベジブロスの作り方と簡単なレシピを紹介したいと思います。
ベジブロスとは
くず野菜を使って作る出汁のことで、野菜の甘みや旨みが凝縮されたとても美味しい野菜スープです。
ベジブロス用に買う野菜は何もありません。
おかずを作った時に使わずに捨ててしまう部分を使います。
我が家ではくず野菜を捨てずにジップロックに入れて冷蔵庫に取っておいて、溜まってきたらベジブロスを作っています。
先日日曜夜の某番組で自衛隊のカレーの作り方を放送していました。
カレーを煮込む時にくず野菜から取ったスープ=ベジブロスを利用しており、美味しさの秘密の一つとなっているようでした。
捨ててしまう部分の再利用が出来て無駄をなくすことができるだけでなく、秘伝レシピに欠かせないものになるくらいとても美味しい出汁が取れるのです。
作り方はとっても簡単!
難しいことは何もありません!
1.くず野菜を集める
- さつまいもの皮
- 玉ねぎの皮とヘタと根
- ブロッコリーの葉、皮
- 大根の皮
- 小松菜の根元
- にんじんのヘタ
- アスパラガスの皮
- しめじの石づき
が入っています。
普段野菜を使って料理する時に良く洗っておき、皮、ヘタ、種など料理に使わない部分をこうして捨てずにジップロックなどに入れて冷蔵庫に保存しておきます。
この時傷んだところがあれば、それは集めずに捨ててください。
あとは種類や部位などあまり気にせずにどんどん集めます 。
沢山の種類があった方が深みや旨みが強くなります。
離乳食に使う場合はゴーヤなど苦味の強い野菜やアクの強い野菜は向かないので入れない方が良いです。
おすすめのレシピ
水の代わりに使うだけなので、何にでも使えますが良く作るレシピをいくつか紹介します。
離乳食の他には味噌汁に良く使います。
水の代わりにベジブロスを使うだけで、味噌汁がぐんと美味しくなります。
にんじんとブロッコリーのおかゆ(初期食)
- 固めに炊いたおかゆ…お好みの量
- にんじんペースト…おかゆの1/3くらい
- ブロッコリーの穂先…お好みの量
- ベジブロス…お好みの量
おかゆ、にんじん、ブロッコリーを入れて混ぜ、好みの水分量になる様にベジブロスを入れます。
にんじんだけよりも甘く旨みがあり美味しいですよ。
離乳食は野菜を変えて作ればバリエーションは無限です。
離乳食用マッシュポテト(初期食)
- ゆでたじゃがいも
- ベジブロス
じゃがいもを柔らかく茹で、フォークで潰してベジブロスを加えます。
これだけでびっくりするくらい美味しいマッシュポテトが出来ます!
長男も次男も良く食べてくれました。
コーンスープ
- 粉末のとうもろこし…大さじ山盛り2〜3
- ベジブロス…大さじ2〜3
- 豆乳…ベジブロスと同量くらい
- 少量の顆粒コンソメ…お好みで。無くても良い。
全て鍋に入れて火にかけ、粉末のとうもろこしと顆粒コンソメが溶けたら出来上がり
甘みがありとても美味しいです。
火にかけるのが面倒な時は粉末のとうもろこし、ベジブロス、豆乳を入れてレンジでチン!で出来上がりです。
味噌汁
- お好みの具…豆腐+長ネギおすすめ!
- ベジブロス
- 粉末の出汁
- 味噌
鍋にお好みの具を入れベジブロスを注ぎます。
足りなければ水を足してください。
後は普段の味噌汁と同じ作り方で、粉末出汁、味噌を入れ出来上がり。
豆腐と長ネギだけのシンプルな味噌汁もベジブロスを使えば料亭の味噌汁の様になります!
まとめ
手間なく美味しい出汁が取れるベジブロスを紹介しました。
ベジブロス入りの離乳食は子どもも良く食べてくれます。
これ、本当に美味しいんで捨ててしまう前にくず野菜をベジブロスとして利用してみて下さい!